真実の愛のカケラ
「おやおや、クリスマスパーティーでもした後にどこかへ行っちゃったのかな」
おじいさんの声がどこか遠くに聞こえる。
部屋中が賑やかに飾り付けられていた。
これ、全部柚希がやってくれたんだ…。
2人で幸せな時間を過ごすために…。
心が切なさで満たされる。
一刻も早く柚希に会いたい。
会ったら、言わなきゃならないことがたくさんある。
その時、着信があった。
「今日も宮野来てないんですよ…。
それで俺、思い出したんですけど、落ち込んだときには実家のベランダに行きたくなるって前に言ってました。
なかなか帰れないからアパートのベランダで我慢してるけどって」
実家…。
「実家ってどこだ?」
「え、えっと、石川県って言ってましたけど…」
「わかった、ありがとう」
とりあえず、柚希の潜伏先として可能性の高いところがわかった。
石川県の実家か…。
会社に戻れば柚希の個人情報が得られる。
ん?
これは…。
部屋の隅に雑に置いてある段ボール箱。
そこには送り状が張り付けてあり、柚希の母親らしき人物の名前と住所が書いてあった。
よし。
ペリッとそれを剥がしてポケットにしまった。
会社に戻る手間が省けた。
「大家さんありがとうございました。
宮野さんの居場所に心当たりができたんで、ちょっと行ってきます」
「そうですか。
お気をつけて」
おじいさんに見送られながら、アパートを出た。
おじいさんの声がどこか遠くに聞こえる。
部屋中が賑やかに飾り付けられていた。
これ、全部柚希がやってくれたんだ…。
2人で幸せな時間を過ごすために…。
心が切なさで満たされる。
一刻も早く柚希に会いたい。
会ったら、言わなきゃならないことがたくさんある。
その時、着信があった。
「今日も宮野来てないんですよ…。
それで俺、思い出したんですけど、落ち込んだときには実家のベランダに行きたくなるって前に言ってました。
なかなか帰れないからアパートのベランダで我慢してるけどって」
実家…。
「実家ってどこだ?」
「え、えっと、石川県って言ってましたけど…」
「わかった、ありがとう」
とりあえず、柚希の潜伏先として可能性の高いところがわかった。
石川県の実家か…。
会社に戻れば柚希の個人情報が得られる。
ん?
これは…。
部屋の隅に雑に置いてある段ボール箱。
そこには送り状が張り付けてあり、柚希の母親らしき人物の名前と住所が書いてあった。
よし。
ペリッとそれを剥がしてポケットにしまった。
会社に戻る手間が省けた。
「大家さんありがとうございました。
宮野さんの居場所に心当たりができたんで、ちょっと行ってきます」
「そうですか。
お気をつけて」
おじいさんに見送られながら、アパートを出た。