真実の愛のカケラ
拓哉が私に大事な話…。


チラッとカーテンの隙間から部屋が目に入る。
まともに床が見えない…。
と同時に窓に映る女子力ゼロ、いやマイナスの自分の姿。


これは…
別れ話だとしてもおかしくない。
彼は気づいてしまったんだ。
自分がとんでもない女と付き合っている現実に。


…別れたくないな。
でもこのスタイルを変えるのもな…。


そんなことを考えているうちに、拓哉の電話は終了した。


「ごめん、柚希…」


ごめんってことはやっぱり…!
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