キミの一番大切な人
「よし、できた」
鏡の前でそっと呟く。
今日は待ちに待った花火大会の日
浴衣の着付けをお母さんにしてもらい、今はメイクが終わったところ
少し髪も巻いてみた
「じゃあ行ってきます!」
「行ってらっしゃい」
私は咲との待ち合わせ場所に向かった
ちょっと早く来すぎちゃったかな…
待ち合わせ時間は六時半で今は六時二十分過ぎ
そして待ち合わせ場所についてまつこと二分
「理沙ー!!
待たせてごめん!」
向こうのほうなら咲が手を大きく振って叫んでいる
「大丈夫!
私が早く来すぎただけだから」
私もそう叫ぶと咲は笑顔になって私の方に小走りで来た
「じゃあ行こっかー!」
「行こ行こー!」
私たちは他愛もない会話をしながら花火大会の場所に向かった
「…相変わらず人多いねー」
咲が自然と声をもらす
「うん…暑そう」
今年も人がいっぱいだ。
けど、私はこの花火大会の夜店で毎年端の方にあるたこ焼き屋さんのたこ焼きが大好きだ
昔はそれを求めて毎年来ていたぐらい
鏡の前でそっと呟く。
今日は待ちに待った花火大会の日
浴衣の着付けをお母さんにしてもらい、今はメイクが終わったところ
少し髪も巻いてみた
「じゃあ行ってきます!」
「行ってらっしゃい」
私は咲との待ち合わせ場所に向かった
ちょっと早く来すぎちゃったかな…
待ち合わせ時間は六時半で今は六時二十分過ぎ
そして待ち合わせ場所についてまつこと二分
「理沙ー!!
待たせてごめん!」
向こうのほうなら咲が手を大きく振って叫んでいる
「大丈夫!
私が早く来すぎただけだから」
私もそう叫ぶと咲は笑顔になって私の方に小走りで来た
「じゃあ行こっかー!」
「行こ行こー!」
私たちは他愛もない会話をしながら花火大会の場所に向かった
「…相変わらず人多いねー」
咲が自然と声をもらす
「うん…暑そう」
今年も人がいっぱいだ。
けど、私はこの花火大会の夜店で毎年端の方にあるたこ焼き屋さんのたこ焼きが大好きだ
昔はそれを求めて毎年来ていたぐらい