本当のわたし
今日は舞美と俊と遊ぶ日。

カップルの邪魔をしても良いのだろうかと迷ったが舞美が「そんな事気にしてたの!?気にする事じゃないわよ〜!」と言うので気にしないことにした。

「はやくどっか行きなさいよ〜!今日は久しぶりのこの子とのデートなのに!」

待ち合わせ場所がもうすぐというところで舞美の声が聞こえたので走って近づくと、ナンパされて困っている女の子を舞美が助けていた。

久しぶりに会う舞美はやっぱり変わっていないなと安心する。

「本当にありがとうございました!」

そう言って女の子は俺に見向きもせずに走って行った。すれ違ったときに感じた違和感。
あれ?あの子どこかで見た事あったような気がする。気のせいかな?

「なーにボーとしてんの?久しぶり!」

「なんでもないよ笑。久しぶり、あれ俊は?」

「お待たせ〜!」

呑気な俊の声。
相変わらず賑やかなやつだな。

散々心配をかけてきたので俺はこの前あったことを包み隠さず俊と舞美に話した。

俊は案の定、大号泣。

舞美は泣きながら抱きついてきた。

「そういうのは俊にしろよ。」

「ゆうき〜!」

俺が呆れた声でそう言うとなぜか俊まで抱きついてきた。夏なのに暑苦しいなぁ、全く。
似た者カップルで本当にお似合いだよ、君達は。
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