お隣さんと内緒の恋話
病院を出て ママとスーパーへと行き、ママが料理の出来ない私のために 乾物や 冷凍品など野菜も入れて買ってくれる。
合間に私はジュースや お菓子を入れていく。
「 椿、お茶は自分で作るのよ?パックがあるから おバカさんでも大丈夫よ 」
「 ママ!」
おバカさんでもって何よ~
そのおバカさんが今 恋するくらいなのに~
というか、彼氏いるんですけどね。
まだ内緒にしとこ。
「 椿、次 薬局行くけど 車で待ってなさい 」
「 うん、わかった~」
私を気づかってか、ママが一人薬局へ入り、私は 葵に病院は終り 買い物中だと メールを打った。
柚奈にも 心配かけてごめんと、学校は休むとメールした。
たぶん 昼休みに二人して連絡くるだろうなぁ…
どっちが先かな?
私が学校を休み 買い物する最中、学校では 雅が私の休みをクラスに伝え、休み時間には柚奈が美耶子を捕まえていた。
「 美耶子!ちょっと 二人で話さない?」
「 なにを?話すってなに?」
「 椿のことよ、来て!」
美耶子を廊下に連れ出す柚奈は、補習授業の様子を聞いていた。
「 どうって聞かれても… 椿は赤点で やり直しだよ 」
「 あ、そ。でも 赤点じゃない話をして!A組の楓と美乃莉がいたでしょ、椿なんにもしてないよね?」
少し黙る美耶子は 俯いたあと、柚奈を見つめて キョロキョロと周りを見る。
柚奈にだけ聞こえるように喋りだす美耶子。
「 私、A組の二人のことを気をつけるように椿に言ったの、上山先生の事になると 噂だけでも 何するかわかんないからさ… 椿、また追試だし、あの二人の反感かうかもね…」
ハッとする柚奈は美耶子の腕を掴んだ。
「 ねぇ、椿… もしかしたら あの二人となんかあったんじゃないの!? 今日 病院行くって言ってたもん 」
「 え~ わかんないよ… 」
柚奈は 一人納得したように、美耶子のそばを離れて教室に戻る。