お隣さんと内緒の恋話
ずっとこのままでいたい…
でも いつまでも玄関にいるわけにはいかない。
「 …あのさ、葵 部屋に上がって?」
「 え… あ、そうだな 」
見つめ合えば照れ合う私と葵は すぐに離れても 動けない。
そんなお互いに笑いあって 部屋に入る。
あ、そうだ!
「 葵、お昼一緒に食べない?ママがたくさん作ったのの、私一人じゃ食べきれないから 」
「 いいの?」
「 いいよ、一緒に食べようよ!」
早退してまで来てくれたんだもん。
「 私の手作りじゃないけど 味は保証するよ 」
「 そっか、じゃ遠慮なく 」
私に遠慮しちゃダメ~
ガッツリきてくれていんだから。
「 椿、俺が準備するから指示って 」
優しいなぁ
葵は。
「 じゃあ、お言葉に甘えて 」
ママの作った お昼ご飯の用意をしてくれる葵を見ていると 妙に幸せな妄想をしてしまう。
葵との休日、朝 葵が私のために食事を作り、まだ眠る私を起こしにきて 甘いキスを…
って… ちょっと待て!!
なになに、なによ?
なんで葵が料理して私が寝てるわけ!?
おかしい、こんなの おかしいっ
私が葵に甘いキスで起こすに決まってるしょ!
「 椿、箸出して 」
「 あ、はーい!」
料理、少しずつでもやらないと…
私ってば目玉焼きも まともにできないし。
がんばらなきゃ、女だもんね!
「 葵、私 がんばるから!」
「 は?何を… 」