アサガオを君へ
デジャブだ…。


アッキーはヘラヘラっと笑いながらヨウチンを指差して言った。


「こいつバカみたいにたこ焼き好きなんや」


ノンちゃんは首をかしげアッキーに言った。


「あんたは?あんた大阪人かぶれなんだからたこ焼き好きなんでしょう?」


「はぁ?ほんまあんたは単細胞やな。俺はたこ焼きよりもりんご飴のが好きや」


「…その顔でりんご飴とかやめてよね。意味わかんない。」


ノンちゃんのその言葉にアッキーはガタッと立ち上がった。


「おまえっ…偉大なりんご飴をバカにすんなや!!あの繊細な口当たりが理解できんへんのか!」


ノンちゃんはプイッと窓の外を見ている。


私は苦笑いしながら2人を見つめる。


ヨウチンはそそくさと鞄を持って立ち上がり言った。


「帰るぞ」


「え!?」


私が声を上げると、夏樹もびっくりしたらしく顔を上げてヨウチンを見つめる。


「お前、何言ってんの?」


夏樹が純粋に疑問に思ったらしくヨウチンに言うと、ヨウチンは夏樹の分の鞄も持った。


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