アサガオを君へ
「…気に入ったみたいだけどさ、ピンクにしときなよ」


そう言ってノンちゃんは私にピンクの方を見せた。


私はブンブンっと首を振ってから言った。


「ううん。いい」


「いやいや。絶対にピンクの方が似合うから。ココは小柄でふわふわしてて可愛いんだからピンクがいいって。…正直青は似合わないよ」


私はその言葉を聞いてフッと笑った。


昔も言われたなぁ。


青が似合わないって。


私は財布を出しながら、レジに向かう。


「似合わなくても青でいいの」


そうそう。


あのときの私も、今の私と同じこと言ったんだよね。


『心には青は似合わないよ』て言われて『似合わなくてもいいの。青でいいの』って言ったんだ。


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