アサガオを君へ
いまいち納得してない様子のノンちゃんだったけど、レジに着くと私の言う通りにさせてくれた。


しかも、店員さんが着付けまでしてくれた。


私とノンちゃんは店員さんにお礼を言って、ショッピングモールを後にした。


不慣れな下駄が何だが誇らしい。


ノンちゃんは私の袖を引っ張った。


「ココ、待ち合わせ場所はこっち」


砂場とベンチしかない公園を指差した。


もう、ついてるかな?


私たちはカランカランと音をたてて、公園に入る。


するとベンチには夏樹とアッキーが座っていた。


あれ?


私は首をかしげながら言った。


「ヨウチンは?」


「あいつ、たこ焼きに並びに行った」


「…え?」
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