アサガオを君へ
ガシガシっとアッキーは頭をかく。


「ここに来る前に下見がてら、祭りの方を歩いてきてんけど、たこ焼き屋の前がまあまあならんどってん。俺は並んどくって言うこと聞けへんから置いてきたわ」


なぁ?っと同意を求めるようにアッキーは夏樹を見た。


夏樹もため息をつきながら頷いてる。


…本当にたこ焼き好きなんだなぁ。


夏樹以上かも。


ヨウチンはバンッと膝を叩いてから、立ち上がるとニカッと笑った。


「ほな行こか!」


そしてアッキーはノンちゃんを爪先から頭の先まで見て言った。


「それにしても、馬子にも衣装やな!似合ってんで!」


「…言いたいことはそれだけか、大阪かぶれ!!」


ノンちゃんは持っていたカゴバックをバシッとアッキーの頭に叩きつける。


ギャーギャーと騒ぎながら前を行くノンちゃんたちを見て、もう笑いしか出てこないや。


本当に騒がしいなぁ。
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