【完】幼なじみのあいつ


「俺は…バイトすんのも憧れてるけど、結局はバスケ取るんだろうなぁ」


「うん、頑張ってっ!翔ちゃんのバスケやってる姿、凄くかっこいいしっ」



私の言葉に目を見開きながら、顔を赤くする翔ちゃん。


そして照れ隠しなのか、鼻をポリポリとかいていた。




「鈴も一緒にやろうぜっ?バスケ」


「え?…うーん、でも私、上手くないし」


「そんなのかんけーねーじゃん。バスケ好きなんだろ?」



その言葉に私は無言で頷いた。




うん、バスケは好き!


大好きだよっ!


それは自信を持っていえる。




でもそれだけで…、


実力もないのにバスケ部に入ってもいいのかな?




不安に揺れた私に笑顔を見せる翔ちゃんに、迷っているのがバカらしくなってしまい大きく頷いてみせた。




うん、そうだね!


下手でもバスケが好きなら、やってもいいよね?


< 205 / 239 >

この作品をシェア

pagetop