【完】幼なじみのあいつ
「俺は…バイトすんのも憧れてるけど、結局はバスケ取るんだろうなぁ」
「うん、頑張ってっ!翔ちゃんのバスケやってる姿、凄くかっこいいしっ」
私の言葉に目を見開きながら、顔を赤くする翔ちゃん。
そして照れ隠しなのか、鼻をポリポリとかいていた。
「鈴も一緒にやろうぜっ?バスケ」
「え?…うーん、でも私、上手くないし」
「そんなのかんけーねーじゃん。バスケ好きなんだろ?」
その言葉に私は無言で頷いた。
うん、バスケは好き!
大好きだよっ!
それは自信を持っていえる。
でもそれだけで…、
実力もないのにバスケ部に入ってもいいのかな?
不安に揺れた私に笑顔を見せる翔ちゃんに、迷っているのがバカらしくなってしまい大きく頷いてみせた。
うん、そうだね!
下手でもバスケが好きなら、やってもいいよね?