【完】幼なじみのあいつ
「翔ちゃん、やっぱり私もバスケやるっ!」
「おうっ!やろうぜっ。何だったら俺がバスケを教えてやるし。一緒にレギュラー目指そうな」
翔ちゃんの言葉に、ニッコリ微笑んでみせた。
うんっ!
高校に入っても頑張って練習して、目指せレギュラー!だね。
あ!揚げの順番が回ってきた。
まだ湯気の出ている唐揚げからは、香ばしい香りがプーンと香ってきて食欲を啜る。
たくさんから揚げを取った私達はその場で翔ちゃんと別れ、色々なオカズめぐりに気分はウキウキだ。
「鈴先輩、たくさんとりましたね。あっ!その玉子焼き、私が焼いたんですよっ」
「本当?スッゴク美味しいね。いっぱい食べちゃったよ~っ。花ちゃん、こんなに美味しい卵焼きが作れるなんて、良いお嫁さんになるねぇ」
私の言葉に照れ笑いを浮かべながら、相手がいればですけどねっ!なんて言っていた。
しかし私は知っている。
花ちゃんは可愛くて、モテモテさんなんなのだ。
よく告白されてるって、聞いてるんだからね?
そうこうしている内に私のお腹はかなり満たされ、パンパンだ。
もう食べれない…と椅子に座ってぐてっとしていたら、コーチと新キャプテン達が前に出てきた。
そろそろお開きかな?