【完】幼なじみのあいつ


「あらあら、女の子がたんこぶだなんて大変」



そう言いながら先生はシップとか包帯とか、色々と手にして私のところにやって来た。


女の子の顔に傷が残ったらお嫁さんにいけなくなっちゃうよ…、と軽くジョーダンを言いながら、膝の怪我よりも先にたんこぶの手当てをしてくれる。




「せんせー、すずがお嫁さんって笑っちゃいますよー」



そう言いながら私の座っている横に、ドシンと腰掛けながら翔ちゃんは笑った。




失礼なヤツだな---


って思ったけれど、まぁ私もお嫁さんってガラではないからここは黙っておく事にした。




でも素直な私は、無意識に翔ちゃんを睨みつける。



効果は全くないけど---


< 34 / 239 >

この作品をシェア

pagetop