ポチ。


帰りはビックリするくらいスムーズだった。





国道の信号は赤で止まったがあとは何事もなく帰れた。



信号で止まっているときは信号待ちをしている猫と周りの人間にひそひそと話されていたがもともと人間にとっては、そこで猫らしくというのには無理があったし、ひとまずやることを終えた安堵からそこら辺はどうでもよくなっていた。








家の前まで来て、家を出たときに降りてきたコースを反対に辿る。


塀に飛び乗り、物置にわたり、部屋の窓へと飛ぶ。









猫はすごい。何度もおどろける。

簡単に高く飛べる。






ようやく帰って来た。


一時間くらいの出来事だったが丸1日の大冒険に感じる。







身体が思ったより汚れている。


でもそれがどうでもよくなるくらい、僕は疲れていた。








すっと僕はいつの間にか眠りに落ちていた。

< 120 / 121 >

この作品をシェア

pagetop