ポチ。
僕はハッとした。
確か休憩をする前に鞄に入れた。
そこからどうした、、、
まさか、、、
鞄を探した。
ノートに
ペンケース
タオル
それ以外はほぼ出さなくて鞄の中がみえる。
無い。
覚悟をした。
僕はまた周りを失うかもしれない。
この店も辞めさせられ、店長も笑い者になるのか。
わからなくなり僕は大きく立ち上がった。
ガラッ
「どうも、松本です。カメラを取りにきました」
来てしまった。
僕の頭の中はその一秒で言い訳の言葉が無数に浮かんだ
見つからなかった。
松本はちょうど扉の下少し隙間が開いているだろうところ辺りを見ていた。
「おいおい、ちゃんと控えを持っていてくれと言ったじゃないですか」
松本は言った。