ポチ。


「わかりやすくいうとそういう言葉だ。」


「え、、えっとぉ、、」

「君はいまの状況を理解していないね。まずは説明しよう」






僕はその人に話を聞かされた。




僕は5月23日にボールを追いかけ道路に飛び出した子供を助け、その代償でトラックに跳ねられて僕は死んだらしい。







「うそだろ、、、」
いまいち信用できなかった。


ここで思い出した。
「ポチは!?ポチはどこにいますか!!?」

「いないよ。君が跳ねられてそのあとあそこの場所付近にあの猫をみたという情報はない。」



「うそだ、、ポチが」
ポチがいなくなっていた。




「ポチは死んでいない。故に死んだ君とはまたあうことはない。」

「!、、、、、今日は何日だ?あれからどのくらい立ちましたか?ここはどこ?!」




「この世界に時間はない。強いていうなまだ5月23日、死の直後。あの日だと思うが」

続けて話した。
「ここはどこかだと?周りを見ればわかるとは思うが、死んだものが訪れる場所があるだろう」






「天国、、、地獄、、?」

「厳密に言えば死後の世界へのゲートというのが正しいのかもしれない」

「げ、ゲートですか」












「君はこのまま死にたいか?どうだ?」

「僕は、、」

「私は君に少しのチャンスを持ってきたんだ」


「チャン、、ス、、?!」


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