ポチ。
これが輪廻転生のルールの全てだった。
一。生まれ変わるか、そのままあの世に行くかを選べる。
(生きることに絶望しかなかったものはあの世を選ぶことが多い)
二。何度でも輪廻転生は繰り返すことができるがひとつ前の生物と同じ生物にはなれない。
(例 人間から人間への生まれ変わりはできない)
三。輪廻転生後の生物は選べない。生前の生き方等を考慮してランダムに転生される。
四。生まれ変わったら、自分の死の30日前に別の生き物として生まれる。これにより実質30日間同じ魂をもった生物が2体存在することになる。なお、生まれ変わりが産まれてくる年齢は30日前の当時の歳を生まれ変わり後の性別の年齢に大体を換算した歳になる。人間の場合は赤ん坊として30日前に産まれた国内の赤ん坊にランダムで宿る。人間以外の動物の場合は極稀に既存の生物に宿ることもある。
五。生まれ変わってから31日後に前世の記憶は無くなる。
六。予定通りに通常ならば生まれ変わってから30日後に生まれ変わる前の個体が死ぬが、なんらかの事情により30日経過以前に元の自分が予定より早く死んだ場合、転生後の個体も消滅し、輪廻も不可能になる。
七。予定通りに通常ならば生まれ変わってから30日後に生まれ変わる前の個体が死ぬが、なんらかの事情により30日経過後も生きていた場合、転生後の個体は消滅する。
以上
というものだった。
難しくもよく考えれば単純で上手く生物が廻る良くできたルールだった。