淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~


「起立っっ!」


委員長の大声の指示で皆ダルそうに一斉に立ち上がる


「礼」


「「さよーーな……



─────────ガラッ



「「…え?」」



突如開かれた教室のドア


ドアに立っている人物を見た瞬間





「「キ……キャーーーーーーッッ!!!!!!」」



響きわたる女の子の黄色い歓声



その声にその人物も私も眉を顰める



「お……お…まえ」



担任は驚きすぎて口を開閉させるだけ




「あーあ、こんな派手に登場しちゃって♪」



横では海がアメを舐めながら楽しそうに見ている



「どーしよう!私あんなかっこいい人初めて見たっっ//////」


「やばいやばいやばい!
どこの芸能人!?カッコ良すぎるでしょ!!/////」



「ってか、え?あの人ウチの学校の制服じゃん!
え、あんな人いたっ!?え、まって何年生ですか!?/////」





……確かに彼は制服を着ている


初めて見たかもしれない…







興奮している女子と唖然とする男子と担任を無視して貴方は口を開く





─────────シン







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