淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~



「……開ければ分かる」




短くそう返した悠雅に向かって頷き、私は包装を丁寧にほどいていった










「……っ!?」





中から出てきたのは予想もしてなかったもので




「……もしかして…」




「…ああ、

今日はクリスマスだからな」




「……悠雅……」






目の前で口角をあげて微笑む貴方が本当に愛しく感じた







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