海恋
…そして、翌日。
今日は、泰代と出掛ける日だ。
高校の校門前に、9時集合になってる。
先に校門前で待っていると、5分程した頃に、泰代がやって来た。
今日の泰代は、丈の長い水色のマキシワンピを着ていた。
制服とはまた違う印象がある。
泰代は、あたしをマジマジと無言で、ジーっと暫く見つめていた。
もしかしてあたし、変な部分ある?!
泰代に聞こうとすると、泰代はニコッとあたしに笑い掛けた。
「さっすが咲良!
スタイルだけじゃなくて、ファッションにも敏感さね!
メイクも髪型も決まっとるしさ、でーじでーじうじらーさんさ!」
興奮気味に言う泰代に、内心驚いた。