海恋


「……」



この、自分大好き人間がぁ…っ!!



自己中女め…っ!



その上、自分1人じゃ何も出来ない。



誰かを必ず1人は巻き込まないと、何も出来ないんだ…。



ハァッと溜め息を付いた時。



「貝橋さん」



誰かがあたしを呼んでいた。



顔をムクリと上げると…



………!



び、美形…っ!



少しワックスで遊ばせてある茶色の髪、耳にはピアス。



こんがりと焼けたトースト色の肌、切れ長の人懐っこそうな茶色く澄んだ瞳、スッと通った高い鼻、少し乾いている、形の良い唇…。



七海とはまたタイプが違うけど、カッコいい顔立ちの男の子。



一応クラスメイトだけれど………。

















< 126 / 390 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop