海恋
強い苦味があった。
水をゴクッと飲み干した。
苦過ぎる。
「苦げぇーぬは、ゴーヤさぁ!」
「これがゴーヤさぁ」と、七海が指差したのは、緑の物。
ゴーヤ… 初めて食べた。
「あたし… ゴーヤ苦手かも」
遠慮がちに言うと、七海はアハハと笑い出した。
「体に良いぬになー。
俺はゴーヤチャンプルー、好きだが」
と言いながら、七海もゴーヤチャンプルーをパクっと口に入れる。
ど、どうしたら、そんな苦い物普通に食べられるの…?!
沖縄の郷土料理だから、沖縄の人たちにとっては、これが普通の味なのかな。
「これは?」