海恋


質問攻めで捲し立てちゃったから、さすがに七海も戸惑った表情。



でも、すぐに落ち着いた表情と声で、答えてくれた。



「学費は…… 俺が私立に行きてぇって言ったら、おばあは、金ぬ事は平気やさからって言って...
1人でも、平気やさから、って...」



そこまでして、なんで七海は、私立に行きたかったんだろう…?



「七海は、さ...
なんで、そんなに、私立に進学したかったの?」



「…え」



「中2ん時は、公立狙いかなって言ってたじゃん。
考えが変わったの?」



「……えっ…と」



七海は困惑と焦りで表情が一杯一杯で、何故かモジモジしていた。



何... トイレにでも行きたいのかな?



「俺は、さあ...」

















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