海恋


えっ。



あたし、そんなに幼く見られてたのか。



逆に、七海からは



「俺、そんなに老けて見られてたんか」



と返され



思わず、笑ってしまった。



「なら咲良は、高校どうするぬ?」



「えっ?」



「なんだ、知らなかったぬか。
コヌ島には、小学校と中学校はあっても、高校はないんよ」



「あっ、そ、そうなんだ」



そりゃ、あたし自殺するつもりだったんだから、そんなの考えてないよ。



「高校は、那覇にある私立か、宮古島にある公立か、どっちかさ」



「え」



高校、それしかないの?



七海に聞くと、コクコクと頷いた。



「クラスも、各学年2クラスだけさ」
















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