海恋
「七海、どうする?
諦める?」
七海にそう聞くと、何やらじっと考え込んでいた。
「…咲良。
ちゅーさあ、来門島に泊まれるかね」
「え?」
泊…まる?
七海と?
「…七海、あたし」
「ん?」
「…七海と泊まりたい!!」
あたしがそう言うと、七海は嬉しそうな笑顔で大きく頷いた。
あたしは、リコにLINEで、七海と1泊泊まって来ると送っておいた。
…数分後、リコからLINE。
【了解! 咲良、楽しんで来るが】
「リコに連絡したら、わかったって」
「こっちも大丈夫だったが」
お互いの寮友達に連絡を入れて、早速予定決行だ。