海恋
この綺麗な砂浜に、2人の絆みたいな何かを刻みたいな。
「ね、七海」
「何か?」
たった今ふと思い付いた事を、七海に提案してみる事にした。
「タイムカプセル、埋めない?」
「タイムカプセル?」
首を傾げる七海に、あたしは頷いた。
「それぞれが、5年後のそれぞれに宛てて、メッセージ書いて、それをここに埋めて、5年経ったら掘り起こすの」
「面白そうやさから、いいよ」
七海は快く頷いてくれた。
あたしと七海は、それぞれ1枚の紙に、七海はあたしに、あたしは七海に宛ててメッセージを綴る事にした。
「期限は、次の明後日の登校日までね」
「わかったさぁ」