海恋

☆★☆★☆★☆★☆★


この時、あたしは小学6年生だった。



あたしには、とても大事な親友がいた。



名前は、新倉友梨(ニイクラユウリ)ちゃん。



あたしは、その子の事を“ユウちゃん”って呼んでいた。




ユウちゃんは、小3のクラス替えで同じクラスになって、それから今までずっと、クラスが離れた事がなかった。



あたしとユウちゃんは、たまに喧嘩もしていたけど、次の日には普通に楽しく喋っている。



それだけ、仲が良い親友同士だった。





ある日の朝、教室に入り、いつものようにユウちゃんに声を掛けた。



「おはよう、ユウちゃん!」



「あ、おはよう咲良ちゃん。
…あっ、あのね………」















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