海恋
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この時、あたしは小学6年生だった。
あたしには、とても大事な親友がいた。
名前は、新倉友梨(ニイクラユウリ)ちゃん。
あたしは、その子の事を“ユウちゃん”って呼んでいた。
ユウちゃんは、小3のクラス替えで同じクラスになって、それから今までずっと、クラスが離れた事がなかった。
あたしとユウちゃんは、たまに喧嘩もしていたけど、次の日には普通に楽しく喋っている。
それだけ、仲が良い親友同士だった。
ある日の朝、教室に入り、いつものようにユウちゃんに声を掛けた。
「おはよう、ユウちゃん!」
「あ、おはよう咲良ちゃん。
…あっ、あのね………」