海恋
だからその前に、制服やスクールバッグなど、色々揃えておいて欲しいとの事。
「咲良ぁ、制服買いにいかんとねぇ」
「そうだよね… 他にも、色んな物揃えないといけないし」
あたしが焦って慌ただしく準備してる間に、日はどんどん過ぎて行った。
…そしてついに、前日になった。
あたしは自分の部屋で、黙々と荷造りをしていた。
必要な物は、お婆ちゃんに買って貰った大きめのバッグに詰め込む。
水色に、黄色いハイビスカスがプリントされた、沖縄風の可愛いバッグ。
すごくお気に入りになった。
「咲良ぁ、準備進んどるかねー」
お婆ちゃんが、下から声を掛けて来た。
「あとちょっとで終わるー!」