海恋
リコが嬉しそうに言う。
早く食べたいな…。
そう思ったけど、今度は自販機に並ぶ長蛇の列に並び、飲み物を買わなきゃいけない…。
「咲良、何買うぬ?」
「んー…」
リコはもう飲み物を買って、あたしを待っている。
沖縄の飲み物が… なんかよくわからなくて、とりあえず○ルピスを買った。
「咲良、教室行くよー」
リコに手を引かれ、まだ混雑している学食売り場を後にした。
「疲れたぁ…」
あたしとリコは、教室に戻って来るなり、グッタリとしていた。
「ねぇ、いつも、学食売り場ってあんななの?」
「そうさ。
宮古島ぬ公立と違って、家から弁当持って来る奴がいないからさあ」
「あ、そうだよね…」