海恋
「とりあえず、食べるべー」
「うん」
袋から唐揚げ弁当を取り出し、蓋を開けると、唐揚げの香ばしい香りと、ホカホカとしたご飯の湯気が立ち上っていた。
「美味しそう…」
「唐揚げ弁当さ、でーじウマいぬさ」
「じゃ… いただきまーす」
割り箸を割り、大きい唐揚げを口の中に入れた。
「…美味しい!」
唐揚げは、外はサクサクッとしていて、中はとてもジューシーで、美味しかった。
「アハハ。 やっぱなぁ」
リコがそう言って笑いながら、唐揚げを口に入れる。
「気に入ったかみ?」
「うん! すっごく!」
これは本当に気に入った。
こんなに美味しい唐揚げ弁当、初めて食べたかも。