LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
とはいえ、その週末も飲み会参加。


やっぱり隼太には会いたいし…



なにより!

今日参加しなかったら、一生を避けてるようで気まずい!


だけど、参加するのも気まずくて。



ぎこちなさ全開の私と…

至って普段通りの一生。



不意に、掴まれた腕が引かれて…

至近距離になった一生が、耳打ちする。



「俺に気遣うくらいなら、付き合ってよ。

それが出来ないなら…
ちゃんと今まで通りでいろよな?」

と 、最後は笑いで締めくくる。



その吐息がくすぐったくて…


その変わらない優しさは、心までくすぐって…

ぎゅっとする。



「ちょ、一生さんっ!
ヌケガケしないで下さいよっ!

リアさんもっ!
なに嬉しそーにしてんすか!」



「しっ、してないよ!してない!
全然っ!するワケないじゃん!」


いきなり、私にまで振ってきたカツくんのツッコミに、やたら焦る。



「莉愛それ、傷付く…」

さらに一生の、最もなツッコミに…



「違っ…!
そーじゃなくてっ…

あぁ、もう!ごめんなさいっ!」

なんだか混乱して、もう収拾つかない。


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