LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜

「ねぇ、部屋上がってってよ…」

バイクで送ってくれた奏曲を、引き止める。


いつもは拒むクセに、なぜか今日は…

「ん、そのつもり…」


予想外の反応に、胸が高鳴る。



そして、すぐにその反応のワケがわかった。


「…なァ、なんで泣いてたんだ?」



気付いてくれてたのも、そーやって心配してくれるのも、嬉しくて…

なのに、つい憎まれ口。


「…奏曲には関係ないでしょ」

だって、ほんとの事は言えないし。



だけど…


「…っ、俺だって慰めんのに…」

悲しそうに拗ねるから…


思わずキュンとくる!

ああ、もう…大好きっ!!



「んっ…ありがと…
けどもう大丈夫だから…」

とゆうか奏曲の所為なんだけどね…



「…

なら、いーけど…
つか、なんであんな目で見てんだよ…」


「えっ…
あんな目って…?」


「っ、だからっ…
とにかくっ、見てただろ!俺のコト…」


あれだけ見つめ倒して、不自然に逸らしたら…

言い逃れ出来ませんっ!


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