LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
奏曲と会えないまま、約1週間が過ぎて…

今日はクリスマスイヴ。


当然仕事は忙しく、それに没頭したまま今日が終わればいいと思ってたのに…

こんな日に限って早番。



煌びやかなイルミネーションに包まれたカップルだらけのモール内を、帰路に向けて通過するのも嫌になる。


この中に、奏曲とあの綺麗なコもいるのかな…って。



「っっ…!」

胸がえぐられるよう…




ねぇ、奏曲…、会いたいよ…

もう、嫌んなるくらい会いたいよ!



この1週間、それしかない。


たった1週間なのに、狂いそうだよ…



涙目で、光溢れるクリスマスツリーを見上げた…


途端!

ケータイの着信バイブに、心臓がビクついた。



違うとわかってても、つい期待してしまって…

画面を見た瞬間。


鼓動が火花を散らしたように身体中をほとばしる。



すぐさま出たい気持ちと、終わりを迎えそうな恐怖に…

指が震える。



だけど逃したくなくて!

なんかもう半泣き状態で、応答ボタンをタップした。


< 320 / 348 >

この作品をシェア

pagetop