LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「ダリア…?」
鼓膜に流れ込む、欲してた愛しい声音は…
切なげで優しくて。
胸が締め付けられて、涙が滲む…
「この前はごめん…
俺の事、…怖いか?」
「…っ、怖いっ?そんなワケっ…」
「俺はっ…!」
思ってもない問い掛けに、慌てて返してた否定を遮られ…
「俺は…
…会いてぇよ」
続いた言葉に…
心が、狂うほど震えた。
「っっ…
じゃぁ、会いにきてよっ!」
「…っ!
ソッコー行く」
奏曲は既にモール近くにいるらしく…
すぐさま、混雑の少ない出入口で待ち合わせた。
「奏曲っ!」
会いたくて堪らなかった愛しすぎる姿を映して、駆け寄ると…
バイクのシートに軽く腰を落としてた奏曲は、立ち上がって…
グイっ!とその腕の中に引き込まれてすぐ、ぎゅっと強く抱き締められた。
「すっ…げぇ、会いたかった…」
耳元で囁かれた声に…
胸が潰れて、瞳は涙で溢れ返った。