LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
奏曲に抱き包まれて、余韻に浮かされながら眠りに落ちかけると…

スッと頬を撫でられて…


再びその麗しい姿を捉えた。



「…ん?…なに?」


「…ワリ、起こしたか?

ヤ…、俺の腕ん中に居んだな、って…」


その言葉が、キュッと胸を締め付ける。



「好きだよ、奏曲…」


「っ…、ん…」と目を細める反応。


てゆっか…

まだ1度も言われてない!



「何で好きって言ってくれないの!?
せめて"俺も"くらい返せないのっ!?」

そう食いついて、ハッとした…


「まさか…
やっぱりあのコの事…」


「あァ?誰だよ、あのコって…?」


そこで、とぼける奏曲を問い詰めると…



「妹ぉっ!?」


なんでも、あのワインは両親へのプレゼントで…

結婚記念日を忘れてたら、思い出した妹に急遽呼び出されたらしい。


さらにクリスマスの件は…

あのビジュアルはカーサービスのアイドルで、みんなからのクリスマスプレゼントを受け取りに来れるか?って話らしい。


ま、紛らわしい…

私のあの苦しみは、なんだったんだろう…


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