女子高生の私と不機嫌な若頭


翔子さんは私の事を思い
営業はかけない事
同伴もアフターもしなくていい

そう言ってくれた
それでも、ただ働いていればいいってわけじゃない

それじゃ……周りの人に迷惑がかかる


『涼介さん、起こしてきます』


朝の準備が終わると部屋にもどった
部屋に戻ると涼介さんは
まだ寝ていた


『涼介さん、起きてください』


全く反応がない……


『涼介さん……涼介さん……』


身体を揺さぶっても全く反応がない
これが毎日だから大変


『涼介さん、起きて。朝ですよ?起きないと……襲いますよ?』


そう言うと涼介さんの口元がニヤついてる
けど……目は開けない


『……起きているなら、さっさと起きてくださいね』
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