女子高生の私と不機嫌な若頭
『え?本当ですか?』
「なになにー、やっぱり恋してると違うのかしら?」
冷やかすように言う美沙さん
『ち、ちがいますよ!今までやってなかったお肌の手入れは身体のケアを始めたんです』
違わなくない……
涼介さんにいい女だって褒められたくて
始めたことだった
「大事なことだよね。あ、それはそうと……杏奈ちゃん、そろそろお店の服ばかり着てるのもダメよ!」
いつもバイトの時は
店に置いてあるものを着ていた
ドレスなんて持ってない
『……ダメですか?』
「だめじゃないけど、せっかく綺麗になったんだから、ドレスも杏奈ちゃんに合ったものを着なきゃ」