女子高生の私と不機嫌な若頭


鮫島さんの登場で
組員さん達にも緊張が走る
……鮫島さんはここの組長さんだ


「ご無沙汰しております…工藤会長」
「うちのが大変ご迷惑をかけて、申し訳ありません。まだまだこの世界に入ったばかりなもんで、勘違いしたようです」


そう言うと、鮫島さんはアタッシュケースを取り出し中を開け工藤会長に見せた


「急ぎで、これだけしかご用意できませんでしたが……それと、コレを……」


そう言って、内ポケットから
なにやら包み紙を出した


「コレで。今回の事を治めてもらえないでしょうか…」


そう言って頭を下げる鮫島さん
前にあった時とはまるで別人だった


私が見入っていたら
止まっていた私を撫でる手がまた動いた
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