猫メイド×高校教師













「あっ、先生。今日泊まるって言ってたけどパジャマとか持ってきてないんですけど……」

「それは僕のを使えばいいよ」

「えっ?」

「ん?嫌かな?」

「い、い嫌じゃないですよ……!」



何を思ったのか顔を真っ赤にしてうつむく。



「もう時間遅いしお風呂入ろっか。一緒に」

「えっ?!一緒に……?!」



その反応最高に可愛い。


夕凪ちゃんの反応は見てて飽きない。




「ははっ、嘘だよ〜。さっき沸かしたからもう入れるよ。先どうぞ」

「あ、はい……」

「パジャマは……このスウェットでいいかな?
ちょっと大きいと思うけど我慢してね」

「はい」

「シャンプーもボディソープも好きに使っていいからね」

「ありがとうございます…」



風呂場に行く夕凪ちゃんを見送って再びソファに座る。


……理性が危ない。


僕の部屋に彼女がいるだけで理性が飛びそうになる。


僕ってこんなに欲あったっけ?


……きっと夕凪ちゃんが僕を変えたんだ。











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