猫メイド×高校教師
【時雨side】
「はい。どうぞー」
「ありがとうございます」
夕凪ちゃんにお茶を出してソファに隣り合わせで座る。
白いワンピースを着てて髪を巻いてて学校の時とは全く違う。
本当に調子狂う……。
学校の時の夕凪ちゃんも好きだけど。
「あっ!ネネちゃん」
「おー…ネネ夕凪ちゃんのこと覚えてるみたい」
「本当ですか?ふふ…嬉しい」
ネネと戯れる夕凪ちゃんもすごく可愛い。
……どれだけ彼女は僕に可愛いって思わせるんだろう。
僕はそんなに…人のことをみるような人じゃないのに。
こんなに人に興味を持ったのは初めて。
こんなに人を好きになったのは初めて。
こんなにも……幸せを感じたのは初めてなんだ。