【短編】甘い香り-Last×kiss-
「――…本当にごめんなさい。」


「詫びを入れるのは、俺じゃねえ。悠季だ。」


目に涙を溜める榊原を、軽く抱きしめた。


「……でもまあ、お前のおかげで悠季との絆が深まったから、ありがとうな」


泣き崩れる榊原をそっと放し、俺は前を向いて進んだ。


行き先は....俺のたまらなく愛しい人のもと。
< 31 / 34 >

この作品をシェア

pagetop