空っぽのイヤホン(仮)
ボーッと窓を眺める私に気付いて
先生も視線を移した。
「珍しいね、最近晴れてたのに。」
そう。最近晴れてたのに。
晴れてたから、五十嵐と屋上で待ち合わせができた。
会うのが気まずくなった途端この雨。
なんだかタイミングが良すぎるな、なんて。
天気だからどうしようもないけれど。
保健室のドアノブに手をかける。
そのまま出ようとして、思い出した。
振り返ると愛子先生は鼻歌を口ずさみながら、体温計の消毒をしている。
「今度うち来て。話したいことあるの。」
愛子先生は「ん?」と不思議そうな顔をした後で、ニコリと微笑んだ。
「うん、わかった。」
私にとってお姉ちゃんのような存在の先生。
「愛子先生がいてくれてよかった。」
「ふふ、なぁに?それ。」
先生も視線を移した。
「珍しいね、最近晴れてたのに。」
そう。最近晴れてたのに。
晴れてたから、五十嵐と屋上で待ち合わせができた。
会うのが気まずくなった途端この雨。
なんだかタイミングが良すぎるな、なんて。
天気だからどうしようもないけれど。
保健室のドアノブに手をかける。
そのまま出ようとして、思い出した。
振り返ると愛子先生は鼻歌を口ずさみながら、体温計の消毒をしている。
「今度うち来て。話したいことあるの。」
愛子先生は「ん?」と不思議そうな顔をした後で、ニコリと微笑んだ。
「うん、わかった。」
私にとってお姉ちゃんのような存在の先生。
「愛子先生がいてくれてよかった。」
「ふふ、なぁに?それ。」