能あるイケメンは羽目を外す
陽斗の仕事の事をあれこれ考えるが、彼の口から出たのは意外な言葉だった。

「楓、今月生理来た?」

え?

思わぬ言葉に一瞬声を失う。

それと仕事と何の関係があるのだろう。

でも言われてみると、今月はまだ来ていない。

「今月はまだ来てないよね?」

陽斗の言葉に驚きながら私はコクリと頷く。

すると、陽斗は嬉しそうに破顔した。

「ここに、俺達の赤ちゃんいるかもしれないね」

私のお腹に陽斗がそっと手を当てる。

「私……妊娠してるの?」

「まだはっきり断定できないけど、その可能性が高いから、今日後で一緒に病院に行こう」

私が妊娠してるかもしれないなんて……。

雲の上を歩いてるみたいな感じがする。
< 282 / 286 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop