キミはすぐそば。
体育祭が近くなってきた頃。

アイナは特に連絡が来るわけでもないクラスLINEを抜け、気ままに教室で過ごしていた。すると突然、LINEの通知が入った。

「高橋君…?」

個人の方に送られてきたLINEの内容は、

『小久保さん、クラスライン戻らないの?


というものだった。
アイナは戻るつもりなど毛頭無かったので驚き、

『そのつもりはないけど、どうして?』

と返した。
すると予想外な返信が来たのだ。
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