Rhapsody in Love 〜幸せの在処〜
「遼ちゃんが、好きよ……。」
じっとみのりを見つめてくれている遼太郎の眼差しが、切なくなる。
「遼ちゃんが、あのドロップゴールを決めた時から、ずっと……。私の心の中には、あなたしかいないの。」
この想いを自覚するたびに、体には震えが走る。またみのりの胸が、恋の痛みを伴って鼓動を打ち始めた。その痛みを鎮めるように、遼太郎の唇が胸の上をたどる。
それはやがて甘い感覚を伴いはじめ、みのりは遼太郎に全てを委ね、その愛撫の渦の中へと再び落ちていった。
二度目のそれは最初とは違い、ゆっくりと優しく、みのりの隅々を隈なく確かめるようだった。それでもみのりは、恥じらいなど忘れてしまうほどに乱されて、何度も気が遠くなった。
お互いの乱れた息が落ち着く間、二人は何も言葉にすることなくお互いを抱きしめながら、ぼんやりと余韻の中を漂った。
何度愛し合っても、まだ足りないような気がしていた。まだ、自分の想いのすべてを伝え切れていなかった。
みのりの規則的な息遣いに気づいて、今度は遼太郎の方から声をかけた。
「……先生?」
覗き込んでみると、みのりはぴったりと寄り添いながら、遼太郎の腕を枕に眠りに落ちてしまっていた。
遼太郎の愛撫を一身に受けて、何度も達したように思われるみのりは、さすがに疲れてしまったのかもしれない。