Rhapsody in Love 〜幸せの在処〜
回りくどい言い方をしてくる遼太郎に対して、佐山が連れてきてくれた女の子〝由加里〟は、はっきりとした口調で確認した。
「……う、うん。そう、お願いできるかな?」
少し迷惑そうな由加里に、遼太郎は小さくなって頭を下げる。
「ごめん、遼太郎。いざとなると、こんなヤツしか思い当たらなくて。ガサツなヤツだけど、一応オンナだから。……おい!お前。自分の趣味で買うなよ?遼太郎の彼女のなんだから、ちゃんとオシャレなもの選べよ?」
佐山からそう釘を刺されて、由加里は怪訝そうな顔つきになって、遼太郎を見返す。
「何?オシャレって?スケスケのエッチな下着を買ってこいってこと?」
「……いや、そんなんじゃなくても……!」
遼太郎は真っ赤になって、首を横に振った。そんな下着を買って、みのりに渡そうものなら、〝そんなこと〟ばかり考えていると思われそうだ。
「じゃ、サイズ教えてよ。」
「サイズ?」
「そ、サイズ。ブラジャー買うなら、サイズが分からないと買えないじゃん。」
「え……!?」
そんなこと知るはずもない遼太郎が、困って佐山の顔を見やると、佐山もテキトーなアドバイスをしてくれる。
「ほら、だいたいどのくらいの大きさだったか……思い出してみろよ?」