Rhapsody in Love 〜幸せの在処〜
みのりの体をベッドの上に横たえさせて、遼太郎はもう一度みのりの目を見て確認する。
「……俺、多分今日は、抑えが利かなくて……。先生に辛い思いをさせるかもしれません。」
「抑えなくてもいい。遼ちゃんの想いは全部、受け止めたいから……。」
その言葉を聞いて、遼太郎はみのりの上で自分を解き放ち、長いキスの後は我を忘れた。
「先生……愛してます……。」
みのりの耳元で、うわ言のように何度も遼太郎がつぶやく。
「うん……。」
みのりは遼太郎に翻弄されて、そう答えるのがやっとだった。
優しくて激しい――。みのりの受け止めた遼太郎の愛撫は、その相反するものが同居していた。
過ぎゆく時を忘れ、一緒にいられる時を惜しむように…、二人は何度も抱き合った。何度も昇りつめて熱くなった体を寄せ合って、満たされた微笑みを交わす。荒くなった息を整えている間にも、遼太郎はみのりを腕の中に抱えたまま、安らかな寝息を立て始めた。
みのりは火照りを鎮めるために、そっとその身を起こした。まだ遼太郎の愛撫の感覚が、体の中で疼いているようだった。
深く息を吐き、窓からの薄明りに浮かぶ遼太郎の寝顔を見つめる。