告白します。
ギクリ。


こんな真っ直ぐな目で見据えられて、怯まない人間なんているのだろうか。
ズバリと言い当てられた事に額に汗がにじむ思いだった。

ダテに主任と言う立場についてないと言う事だ。
…お見それ致しました。


それでも私は未だ悪あがきをする。

「え?ただの眼鏡ですよ。確かに度は入ってませんけれど。」


そう易々と境界線を越えて、私のテリトリーに入って来られても困るのだ。


「ふーん、お洒落眼鏡か。」

「そうデス…。」


無理やり笑顔を作る。


「ああ。ブルーライトカットも兼ねてるとか?」

「そ、そうです。目が疲れるし、ドライアイも気になって。」


おっ、段々いい流れになってきた。
< 11 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop