告白します。
「カレ、彼氏…はいませんが、好きな人がいるんです!」


ウソは言ってない。


「じゃあ、それって高野さんの片思いって事だろ?俺にもまだ望みがあるって事じゃん。」


ふおおお!ガツガツいくからの言葉に二言はなかった!
そして予想も当たってしまった!

少しの動揺も見せることなく、そう言った主任はうつ伏せにしてあった伝票を手に取り、席を立つ様子を仄めかせた。


「ごめんね。急にこんなこといっぺんに話して。真面目に考えてる、って事は知っておいて欲しくて。」


いよいよテーブルに手をつき、主任は立ち上がろうとする。


「っま!待って下さい!!」


逃すわけには行かない。


「何?ゆっくり考えてみてよ俺との事。」


目を細めて主任は笑顔を浮かべる。
ううう。


「すみません。無理なんです。」

< 22 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop