それでも僕等は恋を繰り返す


「カンナ~!今日うちがマック奢るから一緒に行っていい?」

それと同時に派手な女の子にもモテるようになって、ますます一緒にいる時間は減った。

カンナがモテていたのは小学校からで、驚くことではないが。

一部には怖がられていても、人気は昔から変わらない。

色素の薄い茶色の綺麗な瞳。触ると柔らかそうなふわふわな茶色い髪。

初めて会ったとき、思わず魅入ってしまったほどゾッとするような綺麗な顔立ちに息を呑んだ。

今じゃ背も180はあるんじゃないかという長身で、ちびなあたしは近づくだけで威圧感があるほどである。

てゆうか、見下ろされるのがムカつくのもある。


「カンナ!?最低でも九時までに戻ってきなよ!?今日は野菜炒めだから!!」

不良グループの元へ行こうとするカンナの手を引っ張り、ぐっと彼を睨んだ。

ただ…そんな彼を日々心配する毎日。


「はいはい、ママは心配性なんだから~。カンナももう子供じゃないのよ~」


不良グループの一人、神崎さんがそう言うと一気に周りが馬鹿笑いを始める。

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